消臭機能のある業務用エアコンを取付ける

全国には数多くの老人ホームがありますが、このような老人ホームを対象に行われた調査においては、なんと80%以上の施設が、臭いが気になるとしています。その臭いの種類としては、糞便臭が第1位を誇り、それに次いで体臭や尿臭などが気になると報告されています。このようなことから、老人ホームや介護施設においては、排泄集や体臭が気になるところが多いことがわかります。においが気になる場所としては、個人個人の部屋が半数近くを占めていて、これには要介護度が非常に高く、自力で排泄ができる利用者よりも、おむつの交換やポータブルトイレ等で介助を受けている利用者が多い事が理由に挙げられるでしょう。

それだけではなく加齢臭なども気になっていることが考察されています。このような老人ホームにおいて業務用エアコンを取付けるのであれば、独特のにおいが気になることから、臭いの軽減が期待できる業務用エアコンを取付ける必要があります。その1つに挙げられる機能としてはストリーマ機能と呼ばれるものがあります。プラズマ放電の一種のストリーマ放電と呼ばれる技術を使い、汚れを分解する方法です。

このストリーマ方では通常のプラズマ放電と比べると、なんと1000倍以上も高い分解力を持っているとされています。臭いや室内の汚れ物質を分解し、抑制することが期待できるのです。業務用エアコンを取付けた後には、冷暖房を使う時期だけではなく、送風運転を行っている時にもストリーマ機能が活躍します。取付を検討している場合には、環境に適した室内機を選択することが大切なので、プロに相談してから取り付けるようにしましょう。